U12漫画・3話のネタバレあらすじ
その日の夜、他の少女たちが寝ている間、美琴はなかな寝付けませんでした。
「かなめちゃんのおかげでなんとか助かった」
そんなことを思いながら、この先の事を不安に思っていました。
すると、突然暗闇の中、部屋の扉を開ける者がいました。
美琴はびっくりしよく見てみると看守の男性でした。
「こんな夜中にお楽しみ会が?」
その思いとは真逆で、その看守は少女たちを助けに来たと言いました。
とはいえ、こんな見知らぬ看守を信用できるはずもありません。
その看守は学校の教師をしていて君たちを救いに来たと言いました。
純粋な少女たちはその言葉を信じ、その看守の後をついていきました。
その看守は見取り図を持っていて、マスターキーを使ってスムーズに頑丈な扉を開けていきました。
それを見ていたかなめちゃんは不審に思っていました。
そこで、かなめは資料室に寄ってほしいとお願いしました。
他の少女たちは逃げるのが優先なのに何を言ってるんだ!?と困惑気味でした。
かなめは逃げ出す前に証拠を持ち出そうと考えていました。
少女たちが監禁され囚人相手にお楽しみ会をさせられるのは、
「政治家や官僚たちの陰謀」
であると看守が言っていたので、かなめは資料室で何か弱みとなる資料などがないか探そうとしていました。
他の少女たちは、
「ここから出ることができればそんな資料など必要ない。お父さんお母さんが守ってくれるはず」
といいましたが、かなめは違いました。
「ここにいる全員、親に捨てられた」
かなめは他の少女とは違い、自分の身は自分で守ると大人を信用していませんでした。
資料室で探し回っていると、このタイミングで警報が鳴り始めました。
「受刑者の1人が看守を殺して逃走中」
このような内容でした。
そして、かなめが手に入れた書類を見てみると、佐藤祐樹(さとうゆうき)という名の受刑者の顔とその看守が一緒でした。
そう、受刑者の佐藤祐樹が看守になりすまし、1人で少女たちとお楽しみ会をしようと企んだ計画だったのです!
「ニュースに出ていたロリコン王子だ!」
少女たちは以前テレビニュースで見た犯罪者だと思い出しました。
「12人もエサがいるのにそれを素通りして脱走するわけがない」
そう言いながら祐樹は服を脱ぎ始めました。
すると、変態のような恰好の衣装を着ていて、俺を踏め!と少女たちに迫ってきたのです。
すみれちゃんが捕まり持ち上げられました。
「おおう、いいぞ」
すみれが暴れて蹴りを入れている事に祐樹は大満足の様子。
次は琴美が捕まると・・、かなめが分厚いファイルで祐樹の頭を背後から叩きつけました。
祐樹が倒れて動きが止まっている間に少女たちはみんなで力を合わせて大きな本棚を全力で倒しました。
グシャ
祐樹は本棚の下敷きになってしまいました。
こうして少女たちは資料室で事なきを得ることができました。